定格周囲温度において連続して負荷できる電力の最大値。
定格周囲温度において連続して印加できる直流電圧又は交流電圧(商用周波数実効値)の最大値をいい、定格電力と公称抵抗値を用いて、次式により算出した値となります。
定格電圧(V)=√定格電力(W)×公称抵抗値(Ω)
ただし、最高使用電圧を超えないものとします。
最高使用電圧を超えることなく定格電力を負荷できる最大の公称抵抗値。臨界抵抗値においては、定格電圧と最高使用電圧が等しくなります。
抵抗器又は抵抗素子に連続して印加できる直流電圧又は交流電圧(商用周波数実効値)の最大値。ただし、臨界抵抗値以下では印加できる電圧の最大値は定格電圧となります。
過負荷試験(JIS C 5201-1 4.13)において、5秒間印加可能な電圧の最大値。 通常、過負荷試験における印加電圧は定格電圧の2.5倍です。ただし最高過負荷電圧を超えない電圧とします。
規定の定格負荷(電力)を加えて連続使用できる抵抗器の周囲温度の最高値。
周囲温度とその温度において連続して負荷できる電力の最大値の関係を示す曲線。
抵抗器の使用温度範囲内で、規定の温度間における1℃ あたりの抵抗値の変化率をいい、次式で表されます。
抵抗温度特性(×10-6/K)=(R-R0)/R0×1/(T-T0)×106
R :T℃ における抵抗実測値(Ω)
R0:T0℃ における抵抗実測値(Ω)
T :試験温度の実測値(℃)
T0:基準温度の実測値(℃)
パルスやサージ等の過渡的な過負荷(単一及び繰り返し)が印加される回路の場合、定格以上の電圧・電流・電力が印加されると部品の性能劣化(断線・抵抗値変化等)や信頼性が低下する恐れがあります。
実使用回路にて他部品の定数のバラツキも考慮して十分に確認下さい。耐パルス性に関するデータが必要な場合は、事前にご相談下さい。